ありのままの自分。無音、整然が好き。
―光さんを表す7つの言葉ですが、9ついただいていますね(笑)。
外柔内剛・意志が強く行動に一貫性がある・信用できる人・若い頃からしっかり者・神経質・表現&創作の才能・イケイケで行動力抜群・音楽の才能:独特の上手さ(彼女にしか出せない上手さ)・完全な大人
―「完全な大人」っていうのはどういうことですか?
よくわからないんだけど、3歳から知ってる幼なじみが算命学を元に書いてくれました。
―スピリチュアルな意味合いを含めて、完全な大人っていうのは何となく分かります。自分の欲求を卓越した状態というイメージがあります。
地球人としては、幼い魂らしいですけどね(笑)。
―地球に来て日が浅いんですね(笑)。「完全な大人」について、光さんはどう思いますか?「意思が強く行動に一貫性がある」というのもありますね。
意思が強いとも言えるだろうし…そういう風にしか思わないからしょうがないっていうところもあるかな。でも、人としゃべったら、「あ、そうかなるほど」っていう時はある。「これしか譲らない」ということじゃないんだけど、納得しないと気持ち悪いっていうか。だからといって、決めたことは絶対にやりぬくということでもなくて。「こっちがいい」と思ったら急に変えることもあるから、そういう意味では「意思が強い」かどうかはわからないですね。
―多分、方法論的な意志の強さというより、その先の「いいものを作りたい」みたいな意思の強さですかね。その強さで方向転換もできるっていうことなのかもしれないですね。
できるっていうか、しちゃう。こっちがいいと思ったらしちゃう。
―この外柔内剛も、意志が強いことと似ていますね。「神経質」もありますね。どうですか?
そうですね。気になったら気になっちゃうね。音楽が流れているのもいいんだけど、基本的に“無音”が好き。夫は音楽を聴くのが大好きで、いつでもどこでもずっと流してるんだよね。朝起きたらまずつけて、風呂でもかけて、もうそこら中にスピーカー置いてて…「静かにしてくれ」っていうかんじです、私は(笑)。
―ご夫婦で全然違うんですね。
家族でいる時とか、友達が来て喋ってる時にかかってるのはいいんだけどね。何気なく聞いてる時に、「この曲嫌い、飛ばして」と、私が絶対に言う曲が何曲もあるらしいです。そういう意味では「神経質」なのかも。部屋も綺麗じゃないと嫌だし。整然としてるのが好きです。

―今日は光さんのご自宅での撮影ですが、物が少なくてすっきりしています!そして、素敵なインテリアですね。
物、少ないって言われるね。昔からこうなんだよね。子どもがちっちゃい時、同世代のちっちゃい子がいる友達が来ると、「物が少ない」って言われてたね。おもちゃもあったはずだし、私からすると「いっぱいあるじゃん」っていうかんじだったけど(笑)。
―憧れます…。物を少なくしたいけど、なかなかできないです。
私、気になっちゃうからすぐ片付けたり、捨てたり、人にあげたりしてます。夫は飾るのが好きなので、色々と置いてあるけど、私がすぐに減らしちゃう。自分の物は置いておくけどね(笑)。
―夫の物が気になる気持ち、わかります(笑)。
他に、「神経質」というと、人の感情とか空気とかを読んじゃうところかな。そういうのに敏感というか。今はだいぶ断ち切ったけど共感性も強かったですね。人の苦しみとか悲しみで泣けてきちゃうとか。それをやめることを頑張ったこともあるので、今はないけど、そういう意味では神経質だと思う。まさかブタ着てる人が神経質とは思わないですよね(笑)。
―ブタ着てるのに?ってなりますよね(笑)。
―“表現”という点で、ファッションも人とは違うところを体現してらっしゃる気がします。どうですか? 昔からそんなかんじのファッションですか?
ちっちゃい村に住んでいたので、服を買いに行くとこはみんな一緒だったから、周りと比べてもそんなに変わらなかったかな。小さい頃は塗り絵が大好きで、リカちゃんだったかな、上下の服とか色の組み合わせとか考えるのが好きで、めちゃくちゃやってたかな。
―塗り絵が好きだったんですね。髪は緑色で素敵ですよね。こだわりがあるんですか?
これは…青を入れたら色が落ちて緑っぽくなっただけで、こだわりとかはないですね(笑)。
―すごく似合ってて素敵で、「“アーティスト”って感じ!」と思いましたけど、こだわりはないんですね(笑)。音楽は出産後からですか?
本格的にはそうですね。若い頃にちょこちょこはやってたけど、30歳ぐらいからちゃんとやり始めました。出会う人達が面白くてかなりスキルのある方たちばかりで、「なんでこんな方達とやってんだ」みたいな凄いメンバーで、本当に私は運がいいと思います。
―光さんの“求心力”でしょうか。ご自分で感じたことはありますか?
自分では意識してない。
―そうおっしゃると思いました(笑)。「求心力があるから、周りに人が集まるのかな。」と思います。言われたりしませんか?
言われることはあるけど、なんでそう言われるのかがわからない(笑)。出会った人たちがすごい人たちだと、私のミュージシャンとしての努力や技術がそこまでいってないのは分かりきってるから、「これでいいのかな」って思う時は何度もあった。それでも“一緒にやってくれる”ということは、遠慮しない方がいいよなって。「私も頑張ります!」という気持ちで、やりきった方がいいかなと思っています。「わたしなんて…」とか言っちゃったら、逆に申し訳ない。“そういうマインドを持つ”、そこは努力しましたね。

―そのマインド、すごく気持ちよくていいですね。かっこいいです。
でも、一緒にやってくれるメンバーにありがたい気持ちでいっぱいです。
夫がキャッチした自宅出産
私、娘達二人とも、自宅出産していて。
―えー!自宅出産ですか!
そう。学生時代から関わったシュタイナーの学童保育を立ち上げた方がたくさんのお子さんがいて、ほぼ助産院で出産していて、「光さん、将来お産するときは助産院がいいわよ」って言われてね。私は当時20歳そこそこでお産なんて何にも知らなくて「へー、お産って助産院でするもんなんだ」って思って、そこから私の中で助産院しか選択肢がなかった。
―病院ではなく、助産院という選択肢が最初だったんですね。
それで、助産院行ってみたら“自宅出産”ができることを知ったので、自宅出産をしました。あれは面白かったです。
―面白かったんですか?(笑)
うん(笑)。お産の仕方って色々あって、よっぽど病院じゃないといけないっていう事情がなければ選べるっていうことも知ってほしいな。
―そうですね。病院が当たり前のようですが、選択肢を知った上で選べるといいですよね。
そう思う。教育もそうだけど、教育だけじゃなくて、人生にあるいろんなことは結局自分で選ぶから、お産にもそういう選択肢が実はあるんだよね。結構狭いけど。興味がある人はそういうのも調べてみるといいんじゃないかなと思います。ありがたいことに、私はもう洗脳されていたというか(笑)、身近にいる人たちから聞いて素直にそのまま助産院行っちゃったんだけど。後で知って後悔してる知り合いもいるからね。これに関しては、もう一回っていうのも難しいので。
―そうですね。でも、2人とも自宅出産とは、すごいです!
2人目は、先生が他の産婦さんの様子を見に行っている最中に出てきちゃって、夫がキャッチしました。
―え!ドラマみたいですね!普通病院だと分娩台ですけど、自宅出産はどうするんですか?
布団です。ちょっと出血したりとか、羊水とかも出るからシートを引くんだけど、2人目のときは「うん?」って思ったらもう出てきちゃって。その後、先生に電話したけど(笑)。もう何も、血も一滴も出ずでした。
―え!!一滴も?血が出ない出産なんてあるんですか!?
本来は出ないものらしいです。初産は出口が固いから、大きいうんこしたみたいな感じで切れちゃう人が多いんだけど、2人目以降は一回伸びてるから、タイミングが合えば本当は切れたりしないんだよね。ハサミも入れる必要もないっていうこととかを、助産院で色々勉強したの。普通の傷でもそうだけど、ハサミ入れると自然に切れた時よりも治すのが大変なんだよね。その痛さに悩む人とかもいるよね、ドーナツクッションとか使って。

―私も1人目はハサミ入れたうえに自然に切れて、その後が大変でしたね。2人目もいっぱい血が出ましたけど。
だからね、こうやって(仰向け姿勢)産むからなんだよ、痛いのって。こうやって(座位分娩)産むから、自然に重力で落ちる。下に向かっていきむ方が絶対に楽!2人目はいきむまでもなく、お姉さん座りから体勢変えたら出ちゃって(笑)。貴重な経験でしたけど。
―えぇぇ!それは本当に貴重…!
パフォーマンスの相棒たち
―用意していただいた衣装、見てもいいですか?
これがね、子ども向けのパフォーマンスで使う、ヘビちゃんとカエルちゃん。
―おぉ〜!パフォーマンス?人形劇とかではなく?

私は歌を歌って、ヘビちゃんとカエルちゃんと一緒にパフォーマンス。「こんにちは」とかって。このヘビにつかまって、小さい子たちと練り歩いたり。保育園のクラスや病院の小児病棟にもコンサート行ったりしていました。今はなかなか行けたり、行けなかったりなんだけどね。これは“クジララ”というユニットで使っているものです。あとこれは、さっきから話していたブタの着ぐるみです。
―あ!ブタの!!(笑)。もっと固い頭を想像していましたが、柔らかい感じなんですね!
風が送られて、ブタちゃんが膨らむ。これほんと面白くて好きなんだよね〜。小さい子は怖いみたいで、私が着てるって分かっているのに、姪っ子とかも怖がる(笑)。
―や〜、面白いです!!かわいいです(笑)。
いいでしょ。ビニールだから小さくたためてダニもわかないし!ネットで4000円位で買えるよ!
―思ったより安いですね!この材質だったら保存も簡単でいいですね。
空気が抜けるとつぶれちゃうから座れないけどね!しっぽもあるよ!
―ほんとだ!かわいい!
これで町を歩いたり。
―確かに、「なんで着てるの?」って聞きたくなります(笑)。
なんで買ったんだって聞かれるナンバーワンがこのブタだね(笑)。「なんで?」って、「欲しかったんだよ」って。これは人魚姫。

―キラキラですね!
子ども向けのパフォーマンスだったら、これを着てサーって出てきて曲に合わせて「なーんだ?」って言ってクイズしたり。たまにこれを洗って干してあると、夫が「鳥避けなのか」って。まぶしくて眠れないって。
―鳥避け…旦那さん面白い(笑)。こちらは作ったんですか?
人魚姫は買いました。ヘビちゃんとカエルちゃんの方の“クジララ”っていうユニットはオランダ発祥で、色々な縁があって…話すと長いので割愛しますけど*、もともとのオランダ人の原作者が作った人形です。だからアムステルダム出身です。
*クジララのFacebookページ
―そうなんですね。遠くから来ているんですね。本当に面白いですね。
ブタさんは今1着になっちゃったんだけど、2着持ってたんだよね。「何かあるといけないからもう1着買っておきなさい」とダンスの先生に言われて。娘の友達が遊びに来たときに、これを着てみんなで遊んだりもしました。
―インスタ映えですね(笑)。
そう!あの子たちはね!(笑)

人生は“魂の旅”さて、どっちへ行こうかな!
―光さんは人生って何だと思いますか?
“旅”としか出てこないかな。一応色々考えたけど、やっぱり“旅”しかないな。
―どんな旅ですか?
魂の旅ですね。
―えっと…魂の旅ってどんなイメージですか?
まずは地球に降りたって、「さてどっち行こうかな」って。そこで色んなことを経験して、「これいいな」と思ったら、そこへ行ってやってみるっていう感じで。
―旅を楽しんでいるかんじですか?
楽しんでるかな。楽しむかは人それぞれだと思うけど、私にとっては楽しいかな。“人生って何?”って、考えたことなくて、難しいね。“今しかない”というのも浮かんでくる。人生って“長いもの”という概念も出てきて、どう説明したらいいかはちょっと分からない。“今の連続”でしかない感じもしてて、それを重ねてたらヒモみたいになってるみたいな。あっち行ったり、こっち行ったりして、それが「楽しいかな」という感じ。
―そもそも“人生”っていう概念が、分かりづらいですか?
そうですね(笑)。
―“今の連続”というのは面白いなと思います。
“今の連続”にしとこうかな(笑)。益々変な人になってしまったかな?
―いえいえ、自分とは違う考えを聞けてとても面白いです。宇宙トークもまたしましょう!(笑)。ありがとうございました!
取材日:2022年1月24日

